ジャガー・ルクルトが時計業界の祭典「ウォッチェズ・アンド・ワンダーズ2026」で披露した最新作は、スイスの高級時計メゾンの技術力と芸術性を象徴する傑作揃いとなっています。なかでも注目を集めているのは、3軸トゥールビヨン(三軸天符)を搭載した新作で、従来の単一軸の回転に加えて複数の方向で回転することで、重力の影響をさらに軽減し、精度を極限まで高める設計になっているとされています。
透き通る分単位報時機構の美学
もう一つの革新作が、ミニット・リピーター(分単位報時機構)を透視ケース越しに鑑賞できる仕様です。従来は機械式時計の音声機能として存在してきた複雑機構ですが、ジャガー・ルクルトはこれを視覚的に堪能できるデザインに昇華させました。バネやテコが規則正しく動作する様は、時計の内部世界を美しく演出するスペクタクルであり、職人技の粋を感じさせます。機械式時計ファンにとって、音と光の両面から楽しめる逸品といえるでしょう。
北斎の傑作を腕に纏う
最も話題を集めているのは、日本の浮世絵師・葛飾北斎の名画を文字盤に配した限定ウォッチシリーズです。「富士山三十六景」などの北斎作品を職人が精密に再現し、ミニチュア絵画として腕元に映す贅沢さは、東洋美術と時計技術の融合を象徴しています。日本文化への敬意と国際的な高級時計の最高峰が出会った、類を見ないコレクションの誕生といえます。
ジャガー・ルクルトの新作群は、複雑機構の極致と美的価値を究極の次元で融合させた傑作揃いです。
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