URWERKがUR-120シリーズに区切りをつける、Blue Planetで最終章を迎える
スイスの独立時計ブランド・URWERKが、長く愛されてきたUR-120のコレクションに終止符を打つ。その完結編として登場するのが「Blue Planet」だ。このシリーズの閉幕を彩る新作は、URWERKのものづくりの一端を示す位置付けになる。
UR-120の軌跡を背景に
URWERKは1989年にフェリックス・バウマイスター、ハンス・シュテファン・ブレーバー、マーティン・ブラッハの3人によって創業された。ドイツのレーゲンスブルクに拠点を置き、初期からの独創的な設計思想は現在も貫かれている。UR-120は同社の代表作の一つであり、複雑機械式時計の領域で数々のバリエーションが世に出ていた。Blue Planetはそのシリーズの最後の記念碑として構想されたモデルである。ブランドが新たなフェーズへ進む区切りとして、このコレクションは一つの役割を果たす。
色彩で物語を閉じる
青を基調とした新作の登場は、URWERKのダイアル表現の幅を象徴している。時計製造の技術的な面もさることながら、ブランドはビジュアル面での工夫にも力を注ぐ。限定生産が予想される本モデルは、UR-120シリーズの終結に向けた最終バージョンとして、蒐集家の間で特別な地位を占めるだろう。シリーズの頂点という位置付けは、発表の方法や市場への扱われ方からも見て取ることができる。
日本市場での見通し
URWERKは日本国内での入手難易度が総じて高く、UR-120シリーズの中古流通価格も高値で推移している。Blue Planetは限定性と終焉のタイミングが合致するため、国内の二次流通市場では相場形成が急速に進む可能性が高い。既存のUR-120ユーザーはもとより、シリーズ未購入の愛好家にとって本モデルは最後の入手機会になる。正規販売網を通じた国内正規価格での取得は困難であり、多くのコレクターが海外からの直輸入ルートに頼ることになる。投資目線では、シリーズの終焉と限定性という二つの要素が評価をけん引する。URWERKというブランドの認知度が近年の高級時計ブームで上昇している日本では、このモデルへの関心層は分厚く形成されている。