オーク・アンド・オスカー(Oak & Oscar)から、アメリカンクロノグラフの魅力を現代に蘇らせた新作「アットウッド(Atwood)」が登場します。1960年代から70年代にかけて活躍したヴィンテージクロノグラフの美学を継承しながら、現代の時計製造技術を融合させた意欲的なモデルです。懐かしさと新しさが交差する時計は、時計愛好家のみならず、クラシカルなアメリカンスタイルを求める層からも注目を集めています。

ヴィンテージスピリットを映すデザイン

アットウッドの最大の特徴は、フライバック機構(Flyback Chronograph)を搭載したレイアウトです。従来のクロノグラフ操作では、計時を止めてからリセットボタンを押す必要がありますが、フライバック機構なら一度のボタン操作で計測と同時にゼロリセットが可能。この実用的かつ洗練された機構が、かつてのパイロット用時計に愛されていました。ケースデザインもビンテージクロノグラフの素朴さを踏襲し、3つのサブダイアル(Sub-dial)が整然と配置された視認性の高いダイアルレイアウトが特徴です。素材と仕上げにおいても、古き良きアメリカンウォッチ文化へのオマージュが感じられます。

現代職人技による仕上げの質感

オーク・アンド・オスカーが得意とする、細部へのこだわりはアットウッドにも遺憾なく発揮されています。ケース側面のブラッシング仕上げ、ビンテージ感を狙ったキスゴールド(Kiss Gold)パーツの採用、立体感のあるインデックスなど、一つひとつの要素が時計の完成度を高めています。クロノグラフウォッチは技術的な複雑さから敬遠される傾向もありますが、同ブランドの設計哲学により、複雑性を感じさせないわかりやすい操作性が実現されているとされています。懐かしさと職人的な丁寧さが融合したアットウッドは、ストリートウェアとの相性も良く、時計沼へ引き込む一本になりそうです。

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