高級オークションハウスのサザビーズ(Sotheby's)が、腕時計事業の強化に動いています。グローバルプライベートセールス・リテール部門の新しいヘッドとしてジェームス・マークス(James Marks)を任命し、固定価格での腕時計販売事業を拡大するとされています。
コンシェルジュサービスの充実化
マークスの主な役割は、主要クライアントとの通年を通じた関係構築にあります。サザビーズが目指すのは、単なるオークション開催だけでなく、特定の顧客層に対する深い知識を持つコンシェルジュサービスの提供です。このアプローチにより、富裕層の個別ニーズに応じた腕時計の提案や取引が可能になると期待されています。
固定価格販売への注力
従来のオークション形式ではなく固定価格(fixed-price)での販売に注力することで、より確実性の高い取引環境を創出する狙いがあります。この戦略は、オークションのような不確実性を避けたいハイエンド顧客ニーズに応えるもので、ロレックスやパテック・フィリップといった高級腕時計の買い手層との信頼関係を深める構想です。
サザビーズのこうした組織強化は、腕時計市場における富裕層顧客の開拓と囲い込みが進む業界トレンドを象徴しています。
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