オーデマ・ピゲ(Audemars Piguet)とスウォッチ(Swatch)のコラボレーション腕時計「ロイヤルポップ(Royal Pop)」の発売を巡って、異例の事態が発生しています。発売日より5日も前から、購入を希望するファンの列が形成されるという、ハイエンド時計業界では珍しい熱狂が生じているとされています。

高級スイス時計メーカーとポップなデザインで知られるスウォッチの協業は、2024年に大きな話題を呼びました。その第二弾となる本作は、前回以上の人気を集める見込みで、早期段階からコレクターの関心を集めています。限定生産による供給不足の予測が、この異常な待機列を生み出しているのです。スニーカー発売時の行列に匹敵するほどの盛り上がりで、時計の購買文化が大きく変わっていることを象徴しています。

高級時計とカジュアルの融合が呼ぶ旋風

オーデマ・ピゲは創業以来、エリート層向けの高級時計を製造してきた名門です。対するスウォッチは廉価で親しみやすいデザイン性で世界中のファンを獲得してきました。この二者の協業により、高級感とストリート感を兼ね備えた唯一無二の作品が生まれています。ロイヤルポップシリーズは、従来の時計購買層とは異なる、より若い世代を巻き込んでいると報じられています。

供給制限が生み出す獲得困難

限定生産という販売戦略が、今回の異常な行列につながっていると考えられます。発売前5日間という長時間の待機は、他の選択肢がない絶望的な需給バランスを反映しています。オンライン抽選制度の導入も検討されているとされていますが、物理的な列形成というアナログ的な購入方法が依然として機能している実態は、この時計への需要がいかに根強いかを物語っています。

時計業界とストリートカルチャーの融合がさらに加速していくことは確実でしょう。

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