項目 内容
モデル名 Twice Unique Collection
ブランド Nomos Glashütte
発売日 未定
価格 未定
国内販売 未定
リセール相場 不明
カテゴリ 高級腕時計

ドイツの独立系時計製造所ノモス グラスヒュッテが、バウハウスの美学とアトリエの手工芸性を融合させた新しいコレクションを発表した。その名も「Twice Unique Collection」。このプロジェクトは、同社のダイアルをアート作品として位置付け、単なる機能部品ではなく独立した創作表現の領域へと引き上げようとするもの。ノモス グラスヒュッテは東ドイツのザクセン州グラスヒュッテに立地し、1990年の分社化以降、極めてミニマルなデザイン哲学で知られている。

バウハウスとクラフトマンシップの融合

ノモス グラスヒュッテの美学は創業の背景にあるバウハウスの思想と切り離せない。グラスヒュッテはかつての東ドイツ時計産業の中心地であり、戦後の復興過程で数多くの工房が共存していた土地柄。Twice Unique Collectionは、その歴史的な文脈を現代に反映させたもの。ダイアル製作にアトリエの職人による手作業を取り入れることで、機械的な完全性と人間の手による微妙なバリエーションを共存させている。バウハウスが掲げた「形態と機能の統一」という原則を、時計の最も視認性の高い部分に具現化する試みである。

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ダイアルを通じた個別性の表現

通常、時計製造では標準化と再現性が求められる。Twice Unique Collectionはこの業界的な前提に異議を唱え、ダイアル面ごとに異なる表現を許容する。完全に同じものが二つと存在しないという意味の「Twice Unique」というネーミングは、工業製品としての時計と一点物としてのアート作品の境界を曖昧にする。職人による手作業の痕跡が、ノモス グラスヒュッテの高精度な時計製造技術と出会うとき、機械と人間が織り成す独特の美学が生成されるわけだ。

日本市場での見通し

ノモス グラスヒュッテの製品は国内でも根強い支持を得ており、オンラインショップおよび正規販売代理店を通じた流通が確立している。同社の標準的なモデルは15万円から30万円前後の価格帯で取引されており、Twice Unique Collectionは素材と製造工程の特殊性から中堅モデルかそれ以上のポジションに位置する見込み。手作業の要素が強いコレクションであるため、製造能力の関係から国内流通の数量は限定される傾向にあり、入手難易度は高まる可能性が高い。投資視点では、完全な同一性を持たないという特性が二次流通での価値形成に作用し、個々のピース固有の評価が成立する領域となるだろう。