| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | On Cloudmonster 3 |
| ブランド | On(オン) |
| 発売日 | 未定 |
| 価格 | 未定 |
| 国内販売 | 未定 |
| リセール相場 | 不明 |
| カテゴリ | スニーカー |
アーティストとのコラボで実現したミュール化
スイスの機能性スニーカーブランド・オンが、イギリスの実験的アーティスト・FKA Twigs(エフケーエー・トウィッグス)とのコラボレーションで、人気シューズ「Cloudmonster 3」をミュール仕様にリデザインした。従来のスニーカーとしての一般的な形状から、踵を露出させたミュール化は、同モデルのアイデンティティを大きく変える試みとなっている。FKA Twigs は音楽活動だけにとどまらず、ファッションやビジュアル表現の領域で独特の世界観を展開してきたアーティストであり、彼女の美学がこのシューズにどう落とし込まれたのかが注目される。
Cloudmonster 3という基盤
Cloudmonster 3はオンのランニングシューズ技術を応用した厚底シルエットが特徴のモデルだ。同ブランドはスポーツ向けのクッションテクノロジーで知られており、このモデルもそうした機能性を備えている。その一方で、近年のスニーカー市場ではランニング本来の用途を超えた、ストリートスタイルやカジュアル用途での選択肢として選ばれることが増えている。Cloudmonster 3も例外ではなく、既存の形状のままでも多くのスニーカー愛好家から支持を集めているベースモデルとなっていた。このモデルをミュール化する選択肢は、厚底特性を活かしながら新たな表現可能性を広げるものである。
ミュール仕様がもたらす新しい問い
ミュール型へのリデザインは、スニーカーの機能性とファッション性の境界線を問い直す試みだ。踵を露出させることで、ブランドの主張するテクノロジーは背景に退き、むしろ足元のシルエットそのものがビジュアル的な意味を持つようになる。オンとFKA Twigs という組み合わせは、スポーツブランドのメインストリーム的なコラボレーションではなく、より前衛的な表現へのアプローチを示唆している。アーティストの感性がスポーツテック企業の既存製品にどのような編集を加えるのか、そこに消費者が何を見出すのかが、このコラボレーションの核となっている。
日本市場での見通し
日本ではオンのスニーカーは流行の中心というわけではないが、スニーカーコレクターや機能性重視の購買層から一定の支持がある。特にCloudmonster系は厚底シルエットがストリートスタイルと相性が良いため、複合商業施設やセレクトショップでの取り扱いがある。FKA Twigs のミュール仕様版は、その実験的な性格からして限定的なリリースになる可能性が高く、国内入手難度は高くなるだろう。リセール市場での動向は、コレクターの間での評価次第となるが、限定性とアーティストの知名度を考えると、定価に対して価格が跳ね上がる展開も想定される。同時に、ミュール化というフォーム的な変更が従来ユーザーにどう受け入れられるかは不確定要素であり、相場の振れは大きいと見ておくべき状況だ。