| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | M.A.D.3 |
| ブランド | MB&F(Maximilian Büsser & Friends) |
| 発売日 | 未定 |
| 価格 | 未定 |
| 国内販売 | 未定 |
| リセール相場 | 不明 |
| カテゴリ | 高級腕時計 |
MB&Fが送る異色の傑作時計
スイスの前衛時計メーカーMB&Fが、独創的な腕時計シリーズM.A.D.(Mechanical Art Devices)の第3世代となるM.A.D.3を発表した。このシリーズはMB&Fの創業者マキシミリアン・ビューサーを中心に、機械式時計としての本質を保ちながら、彫刻的かつ立体的な美学を追求する異色のコレクション。今回のM.A.D.3では、著名な時計デザイナーやアーティストであるVincent Calabreseとのコラボレーションが実現した。Calabreseは複雑機構と視覚的インパクトを融合させる独特の感性を持つクリエイターで、その介入によってM.A.D.3は新たな表現領域へ踏み出している。
Vincent Calabreseの美学がもたらすもの
Vincent Calabreseは時計業界における異才として知られており、機械的な動作部品を装飾的に露出させるデザイン手法を得意とする。M.A.D.3では彼の設計思想が反映され、複雑な歯車やバランスホイールといった機械部品をケース外に可視化させることで、時間計測という行為そのものを観る喜びに変える構成になっている。一般的な腕時計ではケース内に隠蔽される部品が、ここでは建築的なレイアウトで配置され、ユーザーが装着する瞬間から機械芸術作品として機能する。
MB&Fの進化軌跡の中で
MB&Fは2000年の創業以来、常識的な時計設計の枠を超えたアプローチを続けてきた。M.A.D.シリーズはその中でも特に実験的なラインで、第1世代、第2世代では既に機械式時計の彫刻化を試みていた。今回のM.A.D.3とVincent Calabreseのコラボレーションは、このシリーズの進化系として位置付けられ、MB&Fが自社の理念である「マイスターシップと革新」をいかに次の段階へ押し進めるのか、その意志が具現化している形態といえる。
日本市場での見通し
MB&Fの製品は国内でも熱心なコレクターの間で高い注目度を維持しており、特にM.A.D.シリーズのような限定的で実験的なモデルは初期段階での入手が難しい傾向にある。Vincent Calabrese協働のM.A.D.3は、既存のMB&Fユーザーはもちろん、装飾的な機械時計を求める層からの需要が見込まれる。日本国内での正規流通がある場合、発売直後から高値での取引が予想され、二次流通市場での相場形成は発売規模や限定数によって大きく変動する。MB&Fの過去シリーズから推察すると、国内の入手難易度は高まる可能性が高く、早期の確保を検討するコレクターは正規販売店での予約情報に注視する必要がある。