Foampositeの新作カモフラージュ版が8月中旬に登場

ナイキのシグネチャーシューズの歴史において、Air Foamposite Proは独特な立場を占めている。硬質なフォアムアッパーを採用した異質なデザインは、2010年代から2020年代へかけてストリートウェア市場で継続的に支持を得てきた。このたび同モデルがカモフラージュパターンを纏い、8月14日に260ドルで発売される。北米市場での定価設定を踏まえると、国内での実売価格は為替レートによって変動する可能性がある。

Foampositeシリーズ自体は、プロバスケットボール選手であるペニー・ハーダウェイのシグネチャーラインから派生した系統である。硬質なプラスチティック素材を多面的に組み上げた構造は、一般的なランニングシューズやバスケットボールシューズの概念を外れている。発売から十数年経た現在でも、このフォルムは時間を経ても古びない造形として認識されている。カモフラージュパターンは、ストリートファッションの定番柄として季節を選ばず採用されるデザイン要素である。

Foampositeは限定リリースの傾向が強く、発売と同時に流通量が限定される傾向にある。8月中旬の発売時期は、北米でのサマーシーズンから秋口への季節の転換期に当たる。この時期は新作スニーカーの需要が高まる傾向にあり、人気モデルに対しては発売直後からセカンダリーマーケットでの価格形成が活発化する。カモフラージュという普遍的な柄選択は、特定のコーディネートに限定されない広い愛用層を想定した設定である。

日本市場での見通し

日本国内ではナイキの限定リリース商品は発売定価の1.5倍から2倍前後で推移することが多い。260ドルの北米定価は日本での正規販売があれば35,000円前後となるが、流通がごく限定される場合は国内スニーカー販売店での入手は困難である。セカンダリーマーケットにおいては、カモフラージュパターンの汎用性の高さから、相場は発売直後から堅調に推移する傾向が続く。投資目線では、Foampositeシリーズは流通期間が短期で終わることが多いため、特に珍しいカラーウェイは中期的な価値保持が期待できる。ストリートスニーカーコレクターにおいて定番モデルとされるため、適切に保管されたコンディションの良い個体は国内リセール市場で需要が衰えにくい。