KPop Demon Huntersがオールドスクールで新たな境地を開く

Vansの「オールドスクール」とのコラボレーションが7月20日にリリースされる。相手方のKPop Demon Huntersはストリートカルチャーとポップカルチャーの交差点で活動するクリエイティブユニット。オールドスクールは1977年にVansが発表した本格的なスケートシューズで、左右のサイドストライプがシグネチャーデザインとして機能してきた。シンプルながら街でも履きこなせる汎用性から、50年近くにわたって世界中のスニーカーファンから支持を受けている。

このコラボレーションは、Vansの定番モデルにコンテンポラリーなカルチャーがどう介入するかという着眼点から出発している。オールドスクールの基本構造は変わらず、シルエットの安定感やキャンバス素材の経年変化といった本来の魅力は継続される。一方、KPop Demon Huntersが手がけることで、配色やディテールレベルでの工夫が加わる形になるだろう。K-popシーンとストリートカルチャーを結ぶ接点として、この協業は国内外のコレクターから注目を集めている。

Vansオールドスクールの継続的な人気

オールドスクールが半世紀近く愛用され続ける理由は、スケートシューズとしての完成度と街履きとしての洗練さのバランスにある。キャンバス地のアッパーと無骨なラバーソール、くるぶし付近まで覆うハイカットの安定性は、スニーカーの原型として機能している。Vansはこのモデルを軸にしながら、素材やカラーバリエーション、コラボレーションを通じて市場を活性化させてきた。オールドスクールとの提携は、ブランドにとって自らのヘリテージを発信する機会であり、新しい客層へのアプローチでもある。

日本市場での見通し

Vansのオールドスクールは国内での流通が安定しており、定番カラーであれば8000円前後で入手できる環境が整っている。コラボレーション版は流通量や配色によって相場が変動する傾向があり、リリース初期は定価より高く推移するケースが多い。KPop Demon Huntersのコラボは韓国発のクリエイティブプロジェクトであることから、国内での在庫確保は限定的になる可能性が高く、発売日付近での品薄化に備える必要がある。二次流通での入手を視野に入れた場合、通常のオールドスクール相場から3000〜5000円程度のプレミアムが発生する傾向にある。投資目線では、デザインの再販売可能性や保有期間を見極めることが重要になる。国内の主要なスニーカー販売店やオンラインストアでの確認を、リリース前から進めておくのが得策といえる。