パネライ(Panerai)から、ブロンズケースを採用した新作ラジオミール「Radiomir Bronzo PAM00760」が登場した。同ブランドが得意とする素材表現と時間経過による味わいの深まりを、この一本に凝縮させたモデルとなっている。

ブロンズがもたらす自然な経年変化

このモデルの最大の特徴は、ケースに採用されたオーガニック(有機的)なブロンズの色合いだ。ブロンズは使用を重ねるにつれて緑青(りょくしょう)が発生し、時間とともに表情が変わっていく素材として知られている。パネライはこの自然な風化プロセスをデザインの一部として捉え、所有者の生活履歴そのものが腕時計に刻まれていく体験を提供している。初期状態から数ヶ月、数年単位で見た目が変わっていく様は、他のステンレススチール製モデルでは決して味わえない醍醐味といえるだろう。

ラジオミール(Radiomir)の本質を体現

ケース径42ミリのラジオミールは、パネライの原点となるデザイン言語を守るモデルだ。ドーム状のヘタイラクリルクリスタル(acrylic crystal)や、シンプルで視認性の高い文字盤が特徴で、1950年代から続く哲学が貫かれている。ブロンズという野性的な素材がこのクラシックなフォルムと相まることで、時計好きが求める「育てる喜び」が実現されている。

ラジオミール PAM00760は、素材選びから設計思想まで、パネライが目指す本質的なモノづくりを象徴する一本である。

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