ニューバランスが米国製造にこだわるクラシックランナー「1300」を、新色「スレート」で再投入する。洗練されたグレートーンで、春から初夏にかけてのワードローブに自然と溶け込むカラーリングとなっており、同ブランドが進める多様化戦略の一環として注目を集めている。

英国製とアメリカ製を使い分ける戦略

今回の発表では、同時に英国製造の「991v2」も「シーグラス」という新色で登場する。淡いセージグリーンのスエード素材を採用した同モデルは、グレーのメッシュベースに薄緑色のオーバーレイを組み合わせ、落ち着いた春色パレットで統一されているとされています。ニューバランスは米国製と英国製の両ラインを並行展開することで、顧客に対して製造地による質感の違いを体験させる高度なポジショニングを実現している。

広がり続けるポートフォリオ

ニューバランスのラインアップは近年、「2010」や「1000」といった手頃な入門モデルに力を入れることで、ブランドファンの間口を大幅に拡大している。従来のコア層だけでなく、スニーカー初心者からベテランコレクターまで幅広い需要を捉える戦略が功を奏しており、この流れの中で「1300」の再発売も位置付けられている。グレートーンの「スレート」カラーは、既存モデルの彩度高い配色とは一線を画し、より上品な大人の着こなしへの適応性を高めたものといえよう。

ニューバランスの多角的な製品展開は、日本市場でもさらに加速していくことが予想される。

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