ナイキが野球の名門球団をモチーフにした新作スニーカーを展開する。エアマックス1(Nike Air Max 1)の新シリーズ「シティコネクト(City Connect Series)」に、シンシナティ・レッズ(Cincinnati Reds)のユニフォームデザインを取り入れた一足が加わることが明らかになった。ピンストライプ(pinstripe)と呼ばれる細い縦縞模様をシューズ全体に施した、野球ファンならずともスポーツウェアの魅力に惹かれるデザインとなっている。
メジャーリーグ由来のデザイン表現
レッズのユニフォームに採用されている伝統的なピンストライプパターンをスニーカーに落とし込んだこの作品は、シティコネクト企画の核となる地域性の表現を実現している。チームカラーである赤と白を基調としながら、細かなストライプ処理により上品さを保つ設計だ。ナイキが過去展開した他のシティコネクト作品と同様に、その土地の文化や歴史をスポーツ用品に翻訳する手法が貫かれており、野球文化が根強いアメリカ中西部への敬意が感じられる作品といえる。
クラシックシルエットの再解釈
90年代のスニーカー黄金期を代表するエアマックス1というベースシルエットを選択したことも注目すべき点である。既にストリートファッション(street fashion)の定番として地位を確立したこのモデルに、野球というアメリカンカルチャーを融合させることで、スポーツミックス(sports mix)の新たなアプローチが生まれている。オリジナルのボリューミーなシルエットはそのままに、細部の配色とパターンで遊び心を加えた仕上がりは、大人の着こなしにも馴染みやすい。
ナイキのシティコネクト企画における地域密着型のデザイン展開は、グローバルブランドながら各地の個性を尊重する姿勢の表れであり、今後のコラボレーション企画の指針となっていくだろう。