ウォッチコミュニティでは、ブランド間の法的問題が時計選びのトレンドに影響を与えることがあります。Two Broke Watchesの編集部が指摘するのは、スイスの時計メーカー・Squale(スクワーレ)の新作「Sub 37 Legend」が、業界における知的財産権をめぐる議論を呼び起こしているということです。近年、有名ブランドからの警告や訴訟が増える中で、独立系メーカーがいかに独自性を保つかが注目されています。

長年未レビューだったスクワーレの存在感

Two Broke Watchesは約10年の運営歴を持ちながら、これまでSqualeのレビューを掲載したことがないとのこと。担当ライターは同ブランドの認知が限定的であったことを認めています。ただし、ヴィンテージスポーツウォッチへの関心の高まりとともに、スクワーレのような本格的なダイバーズウォッチ(dive watch)メーカーへの評価が再検討されつつあります。トレードショーでの接触機会は限定的でしたが、Sub 37 Legendの発表により状況が変わろうとしています。

ヴィンテージ志向が生むニューウェーブ

Sub 37 Legendは、ヴィンテージダイバーズウォッチの美学を現代に落とし込む設計として企画されたモデルとされています。編集部が「多くの条件を満たしている」と評価するこの時計は、ミニマルな仕上げと実用的な機能を兼ねた一本として位置付けられます。スニーカー文化同様、時計業界でも「ワンピース完結型」の逸品への需要が高まっており、限定的な選択肢から最適解を見つけるアプローチが支持を集めています。

ブランド間の法的軋轢を背景に、個性的なモデル選択の重要性があらためて認識される局面を迎えています。

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