エンジニアリングの視点から腕時計デザインにアプローチするAwake(アウェイク)が、新作コレクション「Son Mài Guilloché Main Collection」を発表しました。同ブランドの共同創業者であるJared Woods(ジャレッド・ウッズ)とMickey Brown(ミッキー・ブラウン)は、昨年ニューヨークで開催されたWindup Watch Fair(ワインドアップ・ウォッチ・フェア)で業界関係者に自分たちのビジョンを紹介。当時はまだ3Dプリンティング(三次元印刷)による試作品の段階でしたが、その革新的なアプローチが大きな注目を集めていました。
最先端の製造技術が生み出す独特の美学
Awakeの特徴は、従来の時計製造にとらわれない発想です。アディティブ・マニュファクチャリング(積層造形技術)といった最新の製造技術を積極的に導入することで、従来は不可能だった複雑で有機的なデザインを実現しています。Son Mài Guilloché Main Collectionでは、ベトナムの伝統工芸「Son Mài」とフランスの装飾技法「ギョーシェ」を現代的に融合させたダイアルが特徴。精密なエンジニアリングの知識と職人的な美意識が一つの作品に結晶しています。
次世代時計文化への挑戦
このコレクションの登場により、スイス時計の伝統とテクノロジーの融合がさらに進むことになります。高級時計市場では革新性と伝統のバランスが常に問われてきましたが、Awakeのような新しいプレイヤーが既成概念を打ち破る試みは、業界全体に新しい可能性をもたらすと期待されています。ストリートファッションと高級腕時計の距離も近づく時代、新しい感性による時計表現に目が離せません。