スイスの高級時計ブランド・モーザー(H. Moser & Cie.)が、エンデバー(Endeavour)コレクションの新作クロノグラフを発表しました。フライバック機能を搭載した「エンデバー フライバック クロノグラフ デュアルタイム デイト」(Reference 1730-1200)で、複雑機構と実用性を兼ね備えた一本に仕上がっています。
アジェンタフ・ムーブメント搭載の高精度クロノグラフ
このモデルの心臓部には、アジェンタフ(Agengraphe)ムーブメントが採用されています。フライバック(Flyback)クロノグラフとは、ストップボタンを再度押すことで、リセットと再スタートを同時に実行できる機構で、ストップウォッチ機能の操作性が大幅に向上します。これにより、複数のイベント時間を素早く計測する必要がある場面で、その真価を発揮するとされています。さらにデュアルタイム機能により、異なるタイムゾーンの時刻を同時に把握でき、グローバルに活動するビジネスマンや旅行者にとって実用的です。日付表示も備え、日常使いからプロフェッショナルな用途まで対応できます。
職人技と洗練されたデザイン
モーザーはスイス時計の伝統を守り続けるブランドとして知られており、このクロノグラフもその哲学が体現されています。複雑な機構をいかにシンプルで美しく見せるかが、高級時計の価値を左右する要素となります。本モデルは参考小売価格が税込みで74,500スイスフラン(CHF)と、その手作りの精密さと技術力を反映した価格設定です。ストリートファッションシーンでも、本格的な機械式腕時計への関心が高まるなか、このような複雑機構を備えたモデルは、時計愛好家の間でも注目を集めています。
モーザーの新作クロノグラフは、スポーツウォッチとドレスウォッチの境界線を曖昧にする、次世代のエンデバーの形を示唆しています。