New Balanceの名作「991v2」が、アルゼンチンの文化的アイコンとのコラボレーションで新たな表情を見せている。2026年FIFAワールドカップに向けて展開されるこのプロジェクトは、スケートボード文化の伝説的マガジン「Thrasher Magazine(スラッシャー・マガジン)」とのアルゼンチン・コレクションだ。一見するとスニーカーとスケート媒体の異業種コラボに見えるが、その背景には深い歴史的つながりがある。
アルゼンチンとの運命的な再会
Thrasher Magazineは1981年にファウスト・ビテロによってサンフランシスコで創刊された。創刊者であるビテロは、アルゼンチンから家族とともにカリフォルニアへ移住した人物だ。つまり、スケートボード文化を世界に伝えた伝説的マガジンの根ルーツがアルゼンチンにあるという事実は、多くのスケートカルチャー愛好家にとって初めて知る情報かもしれない。今回のコラボレーションは、この忘れられていた出自への回帰を意味している。
シーグラスが映す新しい表現
991v2に採用された「Sea Glass(シーグラス)」は、波に磨かれた貝殻のような淡いグリーンをイメージしたカラーリング。ニューバランスの技術と90年代スケートボード文化を象徴するThrasherのビジョンが融合した一足となっている。Kith x adidasのメッシ連携に次ぐワールドカップ関連コラボとして、このモデルはストリートファッション界でも注目を集めることになるだろう。
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