ランニングカルチャーの再熱を受けて、スニーカー業界に新しい波が起こっている。ナイキが圧倒的な存在感を示す中、ニューバランス(New Balance)も負けじと動いており、クリエイティブディレクターのロニー・フィーグ(Ronnie Fieg)が手がける次のコラボレーションプロジェクトが注目を集めている。フィーグが参照するのは2000年代初期のモデルであり、懐かしさと現代性を融合させた一足となるとされています。
2000年代モデルが映える理由
ナイキのランニングシューズが多角的に再構成される中で、ペガサス(Pegasus)やヴォメロ(Vomero)、ストラクチャー(Structure)といったラインは、単なる走行用シューズから「ファッションアイテム」へと昇華していました。プレミアム(Premium)やプラス(Plus)といった様々なバリエーションが市場を席巻し、適切なカラーウェイが選ばれることで、確かな魅力を放つようになったのです。ロニー・フィーグがニューバランスで仕掛ける企画も、この流れを踏襲しながら、ブランド独自の美学を前面に押し出すアプローチとなっています。
ファッションラベルとのコラボレーションの力
コラボレーションパートナーとしてファッションレーベルを迎えることで、スニーカーシルエットはより一層の魅力を備えるようになってきました。フィーグの手による企画も、この潮流の中で位置づけられるもので、懐かしのモデルを再解釈することで、世代を超えたアピール力を獲得することが狙いと見られています。2000年代初期という時代背景と現在のストリートファッションニーズの接点を見出すことで、新たな価値観が創造されるでしょう。
ロニー・フィーグとニューバランスのコラボレーションは、ランニングシューズの歴史的価値を現代に問い直す試みとなります。